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Cicada Omea「These Bones」

posted at : 2009-07-29 (Wed)

These BonesThese Bones
(2008/06/10)
Cicada Omega

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毎年7月にミネアポリスで開催されるDeep Blues Festivalは、T-Model Fordのような大御所を交えつつも、変なローファイブルーズロックやワンマンバンドがそれこそ山盛り大量に出演する野外フェスで、このフェスの出演者を漁るとなかなか面白い人たちがざらざら出て来るため、最近はもっぱらこれのマイスペを起点に色々回っています。

さて、おそらくそんな中でひっかけたであろうCicada Omegaはケンタッキーのバンド。南部ゴシックでくくっても構わないであろう、かなりワイアードなルーツロックを演っています。基本はスワンピーなブルースながら、かなりファンキーな黒い感じのビートを混ぜて来たり(マイスペのジャンルにはブルース/トランスとある)、かと思えばどこかストーナーというかデザートロック風のグルーヴを持っていたり、はたまたバンジョーを入れてアパラチアンぽさも若干感じさせてみたり、と引き出しの多さには驚かされます。

難を言えば音質がイマイチなのと、アルバム全体では少し散漫に感じられるのが気になりますが、かなり面白いバンドだと思います。何よりもそのゴスっぽさが堪らない。決して暗さ一辺倒なわけではなく、躁的な陽気さと表裏一体のダークさや歪みが混じり合って大変奇妙な世界を作り出しています。トラディショナルな曲も交えて展開する、良い意味でジャンクな味わいたっぷりの13曲です。
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Weedeater「God Luck and Good Speed」

posted at : 2009-07-26 (Sun)

God Luck and Good SpeedGod Luck and Good Speed
(2007/07/31)
Weedeater

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草喰い、といえば所謂芝刈り機のことですが、このバンドの場合は言葉通りの意味、草を喰う人のことだな、というのは言わずもがなですね。ドゥーム/ストーナー界隈にはヒネりのないバンド名が溢れ返っていますが、Weedeaterほど直球なバンド名もそうそう無い気がします。

さて、音の方はバンド名に恥じぬ草スラッジメタル。元Buzz-ovenのDixieの呻きと咆哮、濁った音で繰り出される剛直リフ、腐臭を放つ沼を手コギで這い進むかのような低音バカスラッジで圧殺。スローでダウナーなリフでずぶずぶとトリップさせておいてから、ミドルテンポのメタリックな曲へとシフトしていく、この展開は「そうくると思ったぜ!」と心のうちで叫びながらも無条件に燃えること間違い無し。スラッジコアというと聴き辛いイメージが多少なりともありますが、WeedeaterもEYEHATEGODやBongzillaと同じように普遍的なロックの格好良さを、一本筋の通った芯として持っているため大変聴きやすい。また、今回聞き直していて初めて気付いたのですが、プロデュースはスティーヴ・アルビニ。アルビニらしさを微塵も感じさせない下品で粗野な音作りは、こういうのが好きだしこれしかできんのよ、という情熱と頭の悪さを感じさせて好感触。

スラッジとサザンロックは親和性が高い、と前にも書きましたが、このアルバムでは「Gimme Back My Bullets」の極悪カバーを披露。本家の持つ豪快さを鈍器でぶん殴られる(フルスイングで)ようなどぼっとしたグルーヴへと上手い具合に転化している。Sons of otisの「Badman」のカバーもなかなかでしたが、もっとストレートな仕上がりになっているため、ヘヴィロックとしてのレイナードの格好良さを再認識しつつおわる。

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2009年上半期まとめ

posted at : 2009-07-12 (Sun)

とにかく今年前半は色々なものを聴いた、聴きまくった。

これまで最も自分の聴きたい音ながら、どのあたりから手を付けていいか分からなかった分野の探り方が分かり、芋蔓式にどっちゃり良いバンドを知る事が出来ました。おかげでちょっとドゥーム/ストーナーに距離を置いてしまいましたが、それはそれでその辺りの音楽の良さを再認識するきっかけにもなり、まぁ何が言いたいかというとリスナーとしては大変充実した半年でした。

順位は付けられないけど今年前半リリースものベスト10
上の方がドゥーム/ストーナー。下の方がアメリカーナ。

Howlin Rain「Wild Life EP」
ポール・マッカートニーの「Wild Life」を下敷きにした、異様に艶っぽいジャムで新しい方向性を示したアナログオンリーの2曲入りEP。Howlin Rainならもうなんだって素晴らしい、と思わせた1枚。でもComets on Fireもそろそろ活動してくださいお願いします。

Stone Axe「S/T」
Mos Generatorの人がやってる地味なサイドプロジェクト。FREE(バドカンも)、Facesタイプのブルーズロックはキャッチーであるが故に逆にシブい。ドゥーム/ストーナー界隈でしか知名度上がらない(そもそもこっち界隈でも知名度はなさそう)のはしょうがないが、もっとジャンル外のクラシックロック好きな人にも聴いてもらいたいバンド。

Sons of Otis「Exiled」
アルバムを出すごとにいらないものを削ぎ落とし、かなりストイックになってきた最新アルバム。少ない要素でも相変わらずドロドロズルズルゴボゴボしまくり。残った要素の中にしっかりブルース臭が組み込まれているのも、所謂今流行のドローンとは違って大変聴きやすく格好良い。

Truckfighters「Mania」
良い意味で良心的な「ストーナー」バンド。~っぽい、と似ている要素をあげつらうのは簡単ですが、それよりも1枚通して気持ち良く楽しく格好良く聴けるということが何より重要だと再認識させてくれるバンド。コンスタントにクオリティ高いアルバム出してます。

Los Natas「Nuevo Orden De La Libertad」
最近は外伝的なリリースが多く、それもまた良かったのですがやっぱりカチッとしたロックアルバムも最高だぜ!案外小技も聴いていて「El Hombre Montaña」よりもテンションが最後まで持続出来るのもミソ。巻き舌ボーカルは殆ど演歌的な暑苦しさで迫る。

The Resentments「Roselight」
ジョン・ディーの不在はやはり大きいが、変わらずメンバーそれぞれの個性を感じるトラック目白押しで、特にブルースの活躍が素晴らしい。ジョン・ディーは戻る可能性もなくはない、とのことですが、ステファン・ブルートンのプレイはもう聴けなくなってしまったのかと思うと残念でなりません。

Scott H. Biram「Something's Wrong/Lost Forever」
近年のBloodshotでは最もチンピラっぽくてクールな人。サザンロック的なワイルドさと泥臭さ、そしてゴシック風ダークさの同居する最高にカッコいいアウトローカントリー。SSWではなく、ワンマンバンドなのも個性を添えていて面白い。

The Devil Makes Three「Do Wrong Light」
前作から比べると最初は大人しめ、というか手堅過ぎるように感じるものの、一曲一曲の出来が良く聴けば聴く程味が出る良盤。ブルーグラスや戦前音楽の要素をシンプルにまとめあげているが、どこかヒネた空気があり聞き飽きない。もしかしたら今年上半期では一番良く聴いたかもしれないアルバム。

William Elliott Whitmore「Animals in the Dark」
カントリー、フォーク、ブルースそしてゴスペル、まとめるとアメリカーナ。様々な要素が思い浮かぶが、聴いて印象に残るのは全体を覆うゴスペル的な雰囲気。声質の割に音そのものは暑苦しくなく、むしろ清涼感さえある。ひそかにバンジョー(テナー)も聴き所。

Patterson Hood「Murdering Oscar(and other love songs)」
Patterson Hood以外が歌わない、弾かない、書かないDBTと言ってしまえばそれまでかもしれないけれど。Jason Isbellのソロ2枚目も良かったけれど、DBTのメンバーの中ではこの人の書いた曲が一番好きなので…滑り込みなのでもうちょっと聴き込めないとなんとも言えないが、かなり聴き込むことになる予感。何よりもまず曲が良い。

もしかしたら今年リリースでないのも少し混じっているかも。かなりハマっていたUncle Sinnerなんかも今年だと思ったら去年のリリースだったし。

ちなみに、新譜縛りを設けなかったらリストがSlim Cessna's Auto Clubに埋め尽くされてしまうので数少ない聴いた新譜を集めた感じになってしまいました。あと、旧譜でハマったのはHyacinth HouseやCreech Holler、Harlan T. Bobo等。

しかし今年聴いたもので一番衝撃だったのがRoscoe Holcombだというのは…いなもとは何処へ行きつつあるのでしょうか。

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