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V.A「People Take Warning! Murder Ballads & Disaster Songs 1913-1938」

posted at : 2009-05-25 (Mon)

People Take Warning! Murder Ballads & Disaster Songs 1913-1938People Take Warning! Murder Ballads & Disaster Songs 1913-1938
(2007/09/25)
Various Artists

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Tompkins Squareから2年前にリリースされた戦前マーダー・バラッド&ディザスター・ソングの3枚組コンピレーション「People Take Warning!」です。レアな買い物では決してないのですが、内容装丁ともに素晴らし過ぎる!家宝級です。

1913年から1938年の間にアメリカでレコーディングされた音源全70曲、列車事故から墜落、沈没、洪水、火災、嵐、竜巻、さらに殺人まで、おごり高ぶった人間に神が鉄槌下してうぎゃーって死んだりする様(もしくは人間同士で潰し合う様)が美しいメロディとハーモニーで、ある時は呑気に、ある時は哀愁たっぷりに歌われています。タイムリーにインフルエンザの曲もあるよ(1930年のメンフィスでの大流行を歌ったMemphis Flu)。……人間、いつ災難に見舞われるか分からないから、清く生きなければならないなぁ、と思うこと請け合いの内容で、アメリカのルーツミュージック、カントリーミュージックの正しくゴシック的な姿をたっぷり味わえます。これぞアメリカンゴシック。

厳密に言えば、人生で最初に聴いたディザスターソングはLed Zeppelinの「When The Levee Breaks」でございました。この年になって初めてこの曲がディザスターソングの超名曲のカバーというか翻案だということを知ったわけですが、その元ネタの方のMemphis Minnieの「When The Levee Breaks」ももちろん入ってます。「Titanic Blues」「Wreck of the Old 97」、Dixon Brothersじゃないバージョンの「Schoolhouse Fire」と、音源の欲しかった曲もあまさず収録、さらにマニアではない私には分かりませんが、かなりレアな音源も入っているようです。

48ページのブックレットはTom Waitsの序文付き、解説や事故写真なども充実していますが歌詞がフル掲載でないのは残念。でも、デザインが凝ってるし、なにより沈み行くタイタニックと海上に突き出た一本の手というジャケットが素敵過ぎます。それにしても勉強になるなぁ。

……と、まぁ現在はこういう感じで、ミーハーなものですから。基本的にはアメゴシを聴いているのですが平行して戦前音楽も色々聴けたらと思いつつ貧困に喘いでいます。もちろんドゥームもストーナーもサイケも好きですが、ゴシック系ブームが落ち着くまでちょっとお待ち下さい。


アメリカの嘆き―米文学史の中のピューリタニズムアメリカの嘆き―米文学史の中のピューリタニズム
(1999/05)
宮脇 俊文高野 一良

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ちなみに今読んでいる本がこれ。純日本人のお前にアメリカ的なマーダーバラッドやディザスターソングが理解出来るのか、と言われたら本質的にはノー、かもしれない。でもこの本の序文でも言ってるように、外からは外からの考え方、外からでなければ到達しない楽しみ方だってあるかもなのですよ。それにしても良著。
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