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Sleepy Sun「Embrace」

posted at : 2009-08-21 (Fri)

EmbraceEmbrace
(2009/07/07)
Sleepy Sun

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サンフランシスコのヘヴィサイケバンド、Sleepy Sunのデビューアルバム。ATPのレーベルから先月リリースされたばかりです。

サンフランシスコらしいローファイかつ繊細なサイケ感と、70年代ブルーズロックのヘヴィさを兼ね備えた、素晴らしいバンドです。久しぶりに凄い(ツボな)バンドが現れてしまいました。言うなればネオサイケ系の浮遊感のあるダラけパートに、ハードロック/ブルーズロック魂を注入したナイス過ぎる方向性。Dead MeadowやBlack Mountain、特に後者にかなり近いとは思うのですが、彼らよりもSleepy Sunの方がアシッドかつドリーミーなサイケさ。しかもその比重が大きいこともあってか、ふわふわと弛緩した所にガツッと切り込んで来るヘヴィなリフが逆に映えて痺れます。その実、リヴァーヴかけまくった線の細いボーカルとファズギターの下ではかなりタイトなリズムが刻まれているのですが、「New Age」「Red/Black」等でそれがヘヴィなリフを得て一気に炸裂してハードロックになる、この展開が堪らない。また、女性ボーカルの苦手な私ですが、このバンドに関しては全く女性ボーカルだということを意識せず聴けるのも個人的にはポイント高し。中性的なわけではないですが、どうも女性というイメージが薄い。

サバスはもちろん、CanやCCR、さらにはComets on fireやMammatus等の廃人/発狂ブルース/サイケなストーナーからも影響を受けたそう。また、Howlin'rainやEarth、Dead Meadowと競演、と聞いて納得の音楽性。気持ち良さと燃えの融合した大変クールなバンドだと思います。

平均年齢23歳くらいの大変なぴちぴちっぷりですが、青臭くはないがいきなり老成してるわけでもなく本当に好印象。しっかり地に足のついたサウンドと、迷いはなく勢いと気概の感じられるテンションに、今後への期待も高まるというものです。しかしSleepy Sunといい、Elderといい最近の若い人たちは凄いなぁ。

http://www.myspace.com/sleepysun

posted in : HEAVY ROCK2 comments

SHORT REVIEW #1

posted at : 2009-08-16 (Sun)

テンプレを変えてみました。夏休みなので。今年の盆休みは3連休ですが、時給生活なので勤務日数は多い方が有り難い。金欠のため見事に引きこもっていたいなもと(25)の独女な夏。それはそうと、とうとうShrinebuilderが11月にライブをやるそうではないですか。

短文感想とか。いまさら聴いてみたよ的な4枚と、流石に誰も注目してなさそーな1枚。

No Rest for the WickedNo Rest for the Wicked
(2009/01/27)
Truth and Janey

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USのヘヴィなハードロックバンドの1976年のアルバム(のリイシュー)。ユニークさはないが、ごりごりのリフと演奏は迫力在り過ぎ。音塊、という感じのずっしりした音作りで、アメリカンロックのドライブ感には乏しいが、哀愁漂うメロディもありかなり聴きやすい。前情報からしてもあんまりサイケな感じはしないな。激良質なハードロック。


ザ・トゥルース(紙ジャケット仕様)ザ・トゥルース(紙ジャケット仕様)
(2008/10/17)
D.R.フッカー

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今更特に言うこともなさそうな60'sサイケのマスターピース。オリジナルは1972年リリースの自主制作盤。定番アイテムなのでジャケは良く見かけていたのですが、いやはや当たり前だが中身は聴いてみないと分からない!脱力ジャケとはイメージの違う、貧乏くささのない手の込んだアシッドサイケだった。普段は60'sものはヘヴィサイケしか聴かないのですが、これは流石に名盤と名高いだけある充実の内容。ニューウェーヴにも通ずる艶っぽさも感じられる。夏の夕方向け。


Classic Mountain SongsClassic Mountain Songs
(2002/10/22)
Various Artists

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これが1200円ちょいで買えることに驚きを隠せない。60年代の録音を中心としたマウンテンソングアンソロジー。ディザスターソング、ブルーグラス、宗教音楽、移民系バラッド等の所謂アメリカ民謡の有名曲がてんこ盛り。ブックレットの解説も含めて素晴らし過ぎる。Smithsonian Folkwaysは神か!金の無い人は飯抜いてでも買うべき。


American Gothic: Bluegrass Songs of Death and SorrowAmerican Gothic: Bluegrass Songs of Death and Sorrow
(2003/02/25)
Various Artists

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ダークな内容のブルーグラス曲(もしくはブルーグラス版の演奏)を集めたアンソロジー。ばっつりタイトルがアメリカンゴシック、なのが気分良し。録音は70年代のものが中心で、こちらも必聴曲づくし。陽気な曲調と曲そのものの背負う業の深さの融合に(何ヶ月か前はそれをギャップだと思っていたものだが)グッと来る。


Switchblade Serenades: A Collection of Unfortunate SongsSwitchblade Serenades: A Collection of Unfortunate Songs
(2007/07/17)
Barnstormers

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アラバマの地味なバンド。音作りは所謂現代的なUSインディーフォークを踏襲しているが、根本はマウンテンソングや戦前ブルースなどのゴスいところにあると見た。トラディショナルな曲もやっているがMoonshinerとWayfaring Strangerというあたりが微笑ポイント。しかしMoonshinerの殆どアカペラに近いアレンジはなかなか。次回作のレコーディングもしているようなので今後が楽しみ。

読書メモを別に作ろうかな、と思っている今日この頃。読書メモもこのブログに統合したはずが、気付いたらサイドの購入物を時々更新するだけに…更新率の5倍は買ってるし、ちゃんと読んでるので。

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Black Diamond Heavies「A Touch of Someone Else's Class」

posted at : 2009-08-16 (Sun)

A Touch of Someone Else's ClassA Touch of Someone Else's Class
(2008/06/10)
Black Diamond Heavies

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このところ、イキが良くて激シブなブルーズロックバンドが登場し、ジャンル者以外にもアピールしつつ頑張っているようですが、どうもBlack KeysやRadio Moscowは格好良いというか格好良過ぎてなぁ、という向きにはBlack Diamond Heaviesはどうでしょうか。

昨年のDeep Blues Fesの音源経由で知ったナッシュビルのバンド、Black Diamond Heaviesの2nd。Black Keysの人も参加しています。

キーボード+ドラムという少人数且つ奇特な編成。写真を見るとあまりお友達にはなりたくない感じですが、音の方もそこから想像する音そのまんま。エフェクトをかけまくってギュンギュンに歪ませた音と、チンピラっぷり丸出しのボーカルががなり立てるガレージ系のパンキッシュなブルーズロックです。鋭く切り込んでくる締まったドラムと、我が物顔に調子こいて暴れ回る鍵盤には少人数編成の弱みなぞ全く感じません。ベタなバラードなんかもやっていて案外バラエティに富んだ内容であることも、全体通して面白いアルバムに仕上がっている一因でしょう。

前述の2バンドの泥臭い音は凄く格好良いのに、なんとなくハマり切れないのはやはりクレバーさやスマートさが前面に滲み出ているからだろう(ハマる人はたぶんそのあたりが堪らないんだと思う)。ところが、そのBlack Keysの人も参加しレーベルメイトでもあるこのバンド、クレバーさももちろん感じるのだけど、そんなものはぶん投げてしまっている感の方がアホみたいに強くて好印象。胡散臭さと下品さこそが信条。でも、だからこそこいつらクールだな、と感じる1枚です。

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Gonga「Transmigration」

posted at : 2009-08-15 (Sat)

TransmigrationTransmigration
(2009/04/14)
Gonga 2

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相変わらずなかなりの人間辞めてるっぷり炸裂の新譜、「Third」で昨年話題を攫ったPortishead。「Third」におけるある意味での“ダメさ”というのはストーナーやドゥームに通ずるものがあり、なるほどと思った次第。というのも、そんなPortisheadのジェフ・バーロウ先生が道楽でやってなさるInvadaが先生の独断と偏見チョイス炸裂のストーナーやドゥーム、ポストロックなどを中心に、若干ダメな感じのアーティストを集めたレーベルだからです。

さて、英国ブリストルのGongaは現在のInvadaの中核を担う所謂ストーナーバンド。プログレッシブな曲展開、ドゥーム的にドスを効いた重たいリズム、煙たくダルなサイケ感を併せ持った21世紀型ハードロック。各パートのしっかりと絡み合ったアンサンブルによる分かりやすい格好良さを武器に、一分の迷いも無く一気に駆け抜ける全9曲。

1枚目と比べて、音楽性に変化があるわけではありませんが、4年間の間に偉大にダメな先人達とのツアーで培ったと思われる芯の強さが強烈に印象に残る1枚。目新しいことは何一つやっていなくとも、余裕さえ感じられる王道っぷりには文句の付けようもありません。難しいことは言わず、ひたすら爽快で痛快で楽しいぜ、あはは、というアルバム。ジョシュ・オムを想起させるボーカルのせいもあってか、開き直ってしまっている気もしますが、その余裕こきっぷりが、凡庸さを突き抜けて説得力と底力のある音を生み出しています。なるほどストーナー/ドゥームに必要なのは小賢しいメッセージ性やお寒いロック理論ではなく、ただ単に聴いていて気持ちのよい肉体的な感覚なんだなぁ、と改めて気付かせてくれるバンドですGonga。バンド名もアートワークもタイトルも頭良くなくてイカしてるぜ。連呼したくなるな、GongaGonga。



ブリストルと言えばThe Headsですが、Gongaはもっと端正なストーナー。ちなみに、レーベルメイトのFuzz Against JunkはThe Headsの音像にジャジーさを足したような廃人ハードロックでなかなかクールです。

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Hyacinth House「Black Crow's Country」

posted at : 2009-08-06 (Thu)

Black Crow's CountryBlack Crow's Country
(2008/04/29)
Hyacinth House

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スウェーデンのオルタナカントリーバンド、Hyacinth Houseの2ndアルバム。4月以降に聴いた旧譜では最も聴き込んだ1枚。「Hyacinth House」と言えばDoorsですが、バイオグラフィーにはDoorsではなくニューオリンズジャズのセッションが元ネタとあります。

所謂オルタナティヴロックというやつか、16 Horsepowerの跡を引き継ぐダークな趣きのあるソングライティングだけでも大変レベルが高いのですが、そこに似非ウエスタンっぽさを混ぜることで有象無象のオルカン勢の中では(個人的には)突出した存在になっています。ドブロ、ハーモニカ、そしてバンジョーを取り混ぜてはじき出される胡散臭いウエスタン風のフレーズは問答無用で格好良く、特にバンジョーとギターの掛け合いはツボをピンポイントで押して来る憎さ。「European Rails」の『うー!』『はー!』ってコーラスも素敵ですが、男臭さの薄いボーカルや音作りのおかげで、土臭さよりは彼岸っぽさの漂うダークな雰囲気になっているのも面白い。また、「Beyond the end」には1枚目に顕著だったUSインディ風の美メロの要素はしっかり残っていたり、「Whisky Nights」ではサザンロック的なスケール感のあるバラードもやっていたりする辺りも侮れません。

ジェフ・バックリィのような芯の強い美しさ、ジョニー・キャッシュのゴスっぽさ、大変にナイーヴな面とヒルビリーっぽさが綺麗にまとまっている1枚。ジャケット通り音の方にも派手さはないものの、全体の流れも上手く緩急がつけられているためか地味な割には最後まで聴くとカタルシスがあり、なかなか飽きが来ないアルバムになっています。少し褒め過ぎているような気がしますが、本当にここまで褒めるのも然りなハマりっぷりです。活動してくれ。


しかしこっち系のレビューは難しい。たぶん、やってる方があまり馬鹿っぽくないからだろう。あたまわるいストーナーとかドゥームは書きやすいなぁ。

posted in : ROUTE0 comments

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